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おとどけアート 三里塚小学校×加賀城匡貴 8日目の夜の様子です。
~ あらすじ ~
子どもたちとの交流も終わり、
あとは「ミ」里塚「ミ」ュージアムの各作品にキャプションをつけることになりました。
地図とキャプションを持って学校中を移動します。
全作品で110個。
来年110周年を迎える三里塚小学校にかけたものです。
かなりボリュームのある「ミ」ュージアムです。
コピーしておいた、学校の白地図に
ひとつひとつ、作品の場所を記してゆきます。
でもね、全部なんか覚えてないっすよ。
「うーん、この作品・・・・」
「・・・・・」
「どこにあんだ?」
「!?」
どうしても見つからない2作品。
遠い記憶の片隅にもない。
延々と探し回り続けて、思わぬところで発見。
「うぉ!」と声が出るぐらいうれしくなりますよ。
なんとか、今日中に校内の作品全部(外にもある)にキャプションはつけてしまおう。
体育館でももりもり作業を続けてゆきます。
よしよし、順調だ。
結構、がんばったからあと少しだろうな。
多っ!!
まだまだあるじゃないですか。
今日、これ終わるんですかね?
って、気持ちを口にしないで黙々と貼り続けます。
人はこんな時に精神的な成長を遂げるんだと思います。
せっかくなんで、ここでいくつか作品をご紹介しましょう。
文字が読めないのもあるので、「タイトル」と「ストーリー」を一緒に書きますね。
「目玉兄弟・・みんないつも上を向いていて、何をするにもみんないっしょに行動する。」
「黒ヒヨコ・・黒いヒヨコがわらっているよ。」
「イタズラ・・ヒヨコはなんでもつっついたり、ひっぱったりします。」
「クリオネ・・歌が大好きなクリオネ。歌をうたいながらさんぽする。」
「Mr.シルクハット・・おじさんはいつも黒いシルクハットをかぶっていたので、
Mr.シルクハットとよばれるようになったのでした。」
「おどるミッキー・・ミッキーはかべでおどりました。そのときおばけが来る。」
「マイクがふっとんだジャズシンガー・・サビの手前で、勢いつきすぎてマイクが・・・「あっ!」」
そんなことをくり返しているうちに、もう夜です。
朝から晩まで、小学校の中で「おとどけアート」する。
家に帰っても、明日のことを考える。
「遊び」に夢中になっているのは、
子どもたちや他の誰よりも、
加賀城さん本人なのかもしれませんね。
次回は、おとどけアート9日目の様子をご紹介します。
ブログは、9日目、最終日の10日目で終わる予定です。