おとどけアート第三弾
三里塚小学校×加賀城匡貴(かがじょう まさき)さんの活動が始まりました!!
アーティストの加賀城さんは
「スケルツォ」というパフォーマンスグループで活躍中の
ステージパフォーマー。
今回どんな活動になるのか楽しみですね。
本日は転校初日。体育館で体育座りをして子どもたちを待ちます。
大抵のアーティストがこの、「転校」の場面で緊張してしまいます。
子どもだって、大人だって大勢の前で話をするのは緊張するものです。
でも、さすがはステージパフォーマーの加賀城さん。
大勢を相手に、話をするのはお手のもの。
「今日から、この三里塚小学校は、ミ里塚小学校に変わります!!」
準備しておいた旗を掲げると、子どもたちからは「おおーーー!!」の歓声が上がります。
そうなんです。
今回の、おとどけアートの活動では三里塚(さんりづか)小学校を
いつもとは少し違う角度から見て、「ミ」里塚(みりづか)小学校にしてしまうというものなんです。
いわゆる「見立て」を通して、
この学校をミ美術館(見立ての美術館)やミ動物園(見立ての動物園)にしてしまいます。
と、言葉で説明しても分かりずらいので、
実は今日は朝からこの体育館の中に「見立て」の仕掛けをして置いたんです。
例えば、この体育館の入口にあったのは・・・・・
分かりますか?
かわいらしい「目」ですね。
このほかにも、
さまざまな床の模様や、壁のシミなど、様々な物を「見立て」てはチェックしておいたのです。
この仕掛けに子どもたちも、大盛り上がり!
期待ワクワクで、中休みの活動に続きます。
さあ、どれだけの子どもたちがやってくるのかな?
中休み・・・
来過ぎ!
もう、パニックですよね。
テレビを使って、学校にある色々な「見立て」の説明をします。
でも、「子ども多過ぎ祭り」で、説明の声も届かないくらい。
というよりも、もうすでに子どもたちは「理解」したようで、
実際に探したくてウズウズしているんですね。
ということで、みんなで学校内を探索。
さあ、どんな「見立て」が出てくるのか!
「ここにあったよ!」「あそこにあるよ!」
あっちこっちで呼び掛けられます。
いやー、みんなどんどん見つけますね。
また、体育館をのぞいてみると
朝マーキングしておいた、見立てポイントに子どもたちが集まっていました。
みんなで一緒に見て回って、
「ここに顔がある~」とか「これなんだろ?」といった風に、
それぞれの見立てを楽しんでいました。
怒涛の中休みが終了し、休む間もなくアトリエ作り。
一階の教員、低学年玄関の迎えにあるスペースを改造します。
アトリエ名は「110年1組」。
来年度、この三里塚小学校は110周年を迎えるため、
その前年度の学校行事としてこの「おとどけアート」がやってきたのです。
こんな風におとどけアート第三弾、三里塚小学校×加賀城匡貴、
「ミ」里塚小学校が始まったのです。
活動は10月1日(火)より、10月12日(土)までの約2週間。
最終日の12日(土)は参観日で、授業の3時間目を
「おとどけアート おひろめ会」となっており、保護者や地域の方々、
おとどけアートに興味のある方など広く公開される予定です。
さあ、始まったばかりの「ミ里塚小学校」にこうご期待です!
◆ 活動の取材・見学、活動ボランティア希望など、お問い合わせ先 ◆
担当: 小林 亮太郎
連絡先: 電話 011-596-6726 携帯 080-6087-5367 メール ryotaro@ais-p.jp
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