おとどけアート、8日目の様子です。
今日も教室には子どもたちがやってきます。
これまでのインタビューやアンケートで出てきた歌のCDジャケットを見ながら、
それを子ども達に絵で描いてもらうという作業です。
画が得意な子もいれば、苦手な子もいます。
「下手だけど描いていいの?」
なんて、よく聞かれます。
絵の「上手い・下手」ってものが何を基準にしているのか。
多分、「似ている絵」は上手くて、「似ていない絵」は下手ってことなんでしょう。
ただ、それと「好き」「嫌い」というのは別の問題。
この場所では、「描きたい」と思う人が絵を描けばいい。
おとどけアートの活動は、
遊びにやってきた子供たちが、やりたいことをやることが中心なんです。
遊びに「楽しい」「おもしろい」はあれど、「上手い」「下手」なんて概念はないんです。
さて、パソコンに向い合う、アサダさん。
真剣な面持ちで、これまで録音・録画したデータをまとめております。
約2週間のデータともなればその量は膨大ですからね。
そして、そのとなりに・・・・
サイコロ!?
まあ、何に使うかはお楽しみ~
ということで、給食時間の交流へと続きます。
アサダさん、やっぱりどこへ行っても人気者です。
すぐに子どもたちが寄ってきますよ。
今日は、写真を持ってきて
どんな友達がいるのかを説明してくれたようです。
でもでも、アサダさんとの会話に夢中になりすぎて、給食運ぶの忘れてるぞ~!
こんな風に、給食時間が楽しい思い出として過ぎてゆきました。
給食が終わり、教室に戻ると広い背中の「イッシー」が黒板に色々と書いていました。
「思い出ソングサイコロ」
サイコロがあれば、振りたくなるのが心情。
振った目によって、昼休みにみんなで歌う音楽が決定されるのです。
知っている曲は、マイクを持っていない子もみんなで一斉に合唱します。
まだ、声変わりのしていない子どもたちの声って、
何か特別な力を持っているように感じます。
ただ、集まって歌を歌っているだけなのに、
決して「上手」なわけではなくても、心を震わせるような音色なんですね。
不思議です。
そして、今日の活動の最後にには先生にインタビューをしました。
この頃には、「常連」さんが各自の仕事をしっかりこなしてくれます。
8日目の活動は以上です。
9日目の活動に続きます!