キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン♪
中休みのチャイムが鳴ると、子どもたちが図工室にやってきます。
実際には、切ったりするのはまだ二日目なんですが、
もうすでにベテランのような子どもたちがいます。
作るのに熱中する子どもたち。
初めてやってきた子供たちは、
えー、これで作るの~?どうやるの~?
と反応が新鮮です。
これは、遊び。
だから、子どもたちが普段のように、自由にやってきて
佐藤さんの遊びの中に自然に参加してゆくのです。
あちらこちらと、子どもたちの様子を見て回る佐藤さん。
いつも楽しそうな笑い声が、この教室に響いています。
遊びを通じて、人と出会い、交流し、何かを学び、それを伝え、
人は成長してゆくのです。
これで中休みは終了!
さて、子どもたちが教室に戻ってから、一服・・・・というわけではありません。
やることあるんですよ、結構たくさん!!
段ボールの裏に、画びょうを刺して~
そこに両面テープを貼ってゆきます。
さあ、これどうするか分かりますか~?
赤とんぼ~
これを学校の天井に飾ってゆくんです。
飾る作業ってのは、地味なものです。
どんなに魔法のような作品を作る佐藤さんでも、
作品を飾るときにははしごにのぼらざるをえない。
天井に刺して。
刺して。
子ども達が授業を受けている最中、この作業が延々と続きます。
アトリエでも、黙々と赤とんぼの準備を行っています。
この作業を、佐藤さんは1人で、100、200、時には1000、10000と行うそうです。
そうですね。
もう、修行ですね。
地味~な作業の繰り返しなんですが、
でも、そうやった積み重ね積み重ねがステキな世界を作り出すには必要不可欠なんです。
はしごを何度も降りて、のぼって、貼って、降りて。
ぜひ、北陽小学校を彩る佐藤さん+子どもたちの作品を見に来てください。
そして、「学校展示ダイエット」により引き締まったボディの佐藤さんにも会えるはずです!!
つづく!