昼休みまでまだ少し時間がある佐藤さん。
2階トイレ工事中の壁に向います。
ここは、打ち合わせをした結果、作品を貼ったり色々と自由に使っていいと
許可が出たので~
墨絵を描いてみようということになりました。
足元には工事用ブルーシートが設置されていて、絵を描くのには最高です。
「イタズラ」するには最高の場所ですね!!
流れをご覧ください。
勢いよく、壁面にトンボが描かれてゆきます。
近くを通りかかった子どもが、「うわぁーー」って。見とれています。
普段のアーティストの活動としては、
作品を作り⇒展示をして⇒それを一般のお客さんが見に来る、というものです。
が、
「おとどけアート」の場合、
考えたり試行錯誤したりしているところも子ども達の目にさらされているんです。
やったことが、すぐ反応として表れる現場。
アーティストにとってもなかなか刺激的なようです。
筆の勢いは止まらず、どんどん進んでゆきます。
ほかの昆虫ももりもり描いてゆきます。
中には、座り込み、しかも正座で見ちゃう子どももいたりします。
ほらほら、五分休みもう終わったぞ~戻れ~
思いつき⇒実践⇒気づき⇒実践⇒子どもの反応⇒
「おとどけアート」はこれをくり返す日々。
活動に子どもたちや、それを取り巻く環境、いろいろな大人たちが参加してゆきます。
そして、そのプロジェクトの渦の中心に佐藤さんがいます。
どれだけ、多くの人を巻き込んでゆけるかはアーティスト次第でもあります。
出来あがった大きな昆虫画。
学校という環境の中に、少しずつ少しずつ、
佐藤さんの「アイディア」や「楽しさ」が伝わってゆき、
次はどんな事になるのかな? 早く学校に行きたい!
そんな、ワクワク・ドキドキで一杯の北陽小学校にしてゆきたいですね。
次回ブログは中休みの様子です。
つづく