おとどけアートin北陽小学校、9月3日の活動の様子をご報告いたします。
朝、8時20分ごろ。
とあるクラスでなんだかザワメキが・・・
あれっ、芸術家の佐藤さんがいますね。
これは子どもたちが小学校に登校するまでの十数分の間、
先生にお願いしてクラスの中に切り絵を見せにお邪魔したところ。
今日はこの後、笛のテストがあるらしくて、
笛をピョロピョロ弾きながらも、見に来る子どもたち。
練習しなきゃいけないんだけれど、でも見たいからやってくる子どもたち。
なんか、面白い光景ですね。
「これからテストなのに、今更練習してる子はもう遅いんじゃないの?」
なんて言って、子どもたちと仲良く話し合いながら切り絵を作ってゆく佐藤さん。
子どもたちも、すぐに大きな転校生に慣れ親しんでいますね。
さて、そうしているうちに子どもたちは朝の会が始まります。
我々おとどけアート軍団は、アトリエとなる空き教室へ移動。
こちらは先ほど教室で切った、クワガタとカブトムシ。
子どもたちから「ちょーだーい!」「ほしーーーい!」のコールがありましたが、
作品は全てこの学校に飾ってゆきます。
出来たものをもらうんじゃなくて、自分たちでも作って見よう。
みんなにもできるよ。
それを聞いた子どもたちは、ワクワクに目を輝かせていました。
さて、部屋。 何かを確認しています。
佐藤さん、この日のために色々と準備をしておりました。
これから、この部屋を佐藤さんのアトリエにするための工夫。
紙と、墨汁を取り出して何やら書き始めましたよ。
三代目?真面目に色々と書いています。この説明は後程!
初日はこんな風に、アトリエの案内を書いたり、
子どもたちが楽しみになるような部屋作りをしてゆきます。
「おとどけアート」の特徴のひとつに、アーティストが空き教室をアトリエとして滞在することがあります。
普段、特に気にも留めなかった空間が、子どもたちにとってワクワク・ドキドキの空間へと変わります。
そしてこちら。ワイヤーで作ったザリガニです。
結構デカイ!!
ワイヤー作品も手掛ける佐藤さん。このアトリエにも作品を持ってきてくれました。
5分休みにもかかわらず、さっそく興味を持った子どもたちが集まってきます。
「おおー」「すごい!」「なにこれ~!」
驚きの声が飛び跳ねています。
こんな調子で、子どもたちを受け入れる準備は万端。
あとは中休みを待つばかりです。
さあ、どんな子どもたちがやってきてくれるのか、楽しみです。
中休み以降の活動については、次回ブログで!
つづく