スノーガーデニングを学ぶ
一列に並んだ子ども達。
今までは、自由に子供たちにスノースタンプで遊んでもらいましたが、今回は少し違います。
まずは、市松模様の庭を見てもらいます。
・どうやったらこれができるのか?
・作るときにはどんなことが必要なのか?
まず、見てもらい、そして問いを投げかけます。
そして、その問いの答えを実践の中で子ども自身に見つけ出してもらいます。
よし、移動!! 移動する時、動く時、子どもは喜びます。
「わくわく」が溢れ出しているんでしょうね。
そして、きれいな雪面で作り方の講習をします。
すぐに、スタンプを押したり遊びまわりたい気もちを押さえ、小川さんを見る子ども達。
子どもに好き勝手に遊んでもらえばいいのでは?
と、思う方もいるでしょう。
もちろんそれでもいいんです、
・・・・・1日限りの付き合いなら。
ただ、このおとどけアートは2週間~3週間の中で毎日、アーティストと子供が触れ合います。
だからこそ、「ただ」遊ぶだけではもったいないんです。
この「スノーガーデニング」を、少しずつ体験し実感することで、
アーティストの小川さんが考え出したもっともっと奥深い「あそび」の世界に触れることができるんです。
だから「あそび」のルールを覚える時間は必要なんですね。
ルールを覚えたことで「ただ押す」という行為から、「どう押すか?」という思考が生まれてきました。
遊びの神髄は、可能性の拡張。
小川さんが用意した、「スノーガーデン」の中で子ども達はどれだけ遊べるのか?
ほら、
もう何かを見つけた子が。
つづく