北海道内で実施しているアーティスト・イン・スクール事業、ところかわってこちらは十勝です。
いよいよ十勝アーティスト・イン・スクール2011がスタートしました。
今回の舞台は、中札内村立中札内小学校。
そして、転校生(アーティスト)は、未来芸術家遠藤一郎さん。
遠藤さんは、「未来へ号」と名付けられたバスで旅をしながら、各地で凧上げやライブペインティングなどのパフォーマンスを行なうアーティストです。
今回ここ中札内小学校では、「凧上げ」に挑戦します!
活動前日。
遠藤さんと愉快な仲間達7名が、「未来へ号」にのって十勝に到着。
メンバーの中には、北海道が初めてという方もいるせいか、皆さんハイテンション!
ようこそ北海道へ!これから二週間どうぞよろしくお願いします!!
そのテンションのまま、夕食をすませ宿舎で準備に突入。
遠藤さん率いる「凧隊」のメンバーは、団結力抜群。
黙々と凧の骨組みを作っていきます。
「明日楽しみだな〜!」
さて、活動初日。
「未来へ号」が、中札内小学校へ到着。
登校中の子どもたちは、そのインパクトにたじろいでいる様子。
教職員の皆さんとの挨拶を済ませ、会場準備に入ります。
「未来龍大空凧」と書かれた凧作りブースを校舎入り口すぐのホールに設置。
これで準備万端です。
中休みになり、今度は全校児童の皆さんへご挨拶。
「おはよう集会」に参加し、転校生のご紹介です。
8人もの大きな転校生に子どもたちは釘付け。
「みんなの夢をひとつにつなげて空にあげるよ!」
遠藤隊長のメッセージ、みんなに響いたかな?
集会が終わった後は、お楽しみの給食タイム!
本日のメニューは、ごはん、お味噌汁、ころっけ、おひたし、そして牛乳。
遠藤さんと一緒に食べるのは1年生。
みんな食べるのをそっちのけでおしゃべりに夢中です。
今日の放課後には、1年生の凧上げを予定しているので、お昼休みは、1年生を中心の凧の制作。
子どもたちには、凧隊が作った凧に、自分の夢や好きなことを文章やイラストで書いてもらいます。
遠藤さんから、一枚ずつ凧をもらって、マジックで描いていきます。
「夢って何かあるかな〜?」
「あ!あれにしよう!」
あっというまに30個の凧ができあがりました!!
できあがった凧は、一本の手綱につなげて、長い連凧に仕上げ、早速放課後にあげることに。
一年生と一緒にグラウンドに飛び出し、一列になって・・・・
遠藤隊長の合図で手を離すと・・・・・
「わ〜〜〜〜〜!!!」
見事に風に乗って空へ舞い上がる一年生の連凧。
グネグネとまるで生き物のように浮かんでいきます。
「龍みたいだ!」
大はしゃぎの一年生。
下校時間ギリギリまで、みんなで凧上げを楽しみました。
こうして一日の活動は終了。
191人の児童全員が凧を作ってほしい!
そして、先生も、保護者、地域の方々もみんなに参加してもらい、みんなの夢を未来に向けて空にあげたい!!
この凧作りは、11月30日まで実施しています。
ぜひ皆さんご参加ください!!