清田小学校でのアーティスト・イン・スクール活動五日目。
今日は土曜日ですが、普段活動に参加することのできない保護者や地域の方々に参加をしていただこうということで、特別に学校を開放していただきました。
限られた時間の中での制作にとってはとても貴重な一日になりそう!
長谷川さんと私達スタッフは、午前中から準備に没頭。
どれくらいの人がきてくれるのか想像もつかないまま、黙々と準備、準備。
昼食を食べて、そろそろオープン間近という頃に、地域の方々が一人また一人と学校に来てくれました。
お孫さんが小学校に通っている方や、交通指導の方、ご家族で、また友達同士で、子どもからお年寄りまで、続々と。
ある程度人数がそろったところで、いよいよスペシャルDAYのスタート。
長谷川さんから、今回のタンポポタワーの思いをお話ししてもらい早速制作開始!
普段活動にも参加してくれている子どもたちも多数訪れ、手慣れた手つきでどんどん作品を作っていきます。
一方、大人の皆さんは、かなり躊躇している様子。
思い切って、粘土を切り崩していくには少々時間がかかります。
「どうしようかな〜。」
「何を描いたら良いの?」
それでも子どもたちに負けじと、果敢に粘土に挑みます。
はじめて見れば皆さん凝り性で、黙々と手を動かし、ステキな作品がたくさんできました。
時間が経つに連れて、参加者はどんどん増えて、教室や廊下は満員状態。
特にご家族できてくれた方々は、本当に楽しそうに仲良く作品づくり。
ブロックの形を作る作業も、大人が交じるとまるで工場のように大量生産が可能。
あ、校長先生も、フル稼働!子どもたちや地域の方々と一緒に、粘土にまみれて作業に集中!
地域の方々ともじっくり交流ができ、充実した時間を過ごした私達は、休日に通常の活動を行う意義を再認識しました。
学校が、地域のよりどころとして機能する瞬間を垣間みた一日でした。
皆さんご参加ありがとうございました!!!
さて、明日は活動は休み、そして今回の第一回目の活動は、残り後二日。
はたして、無事目標の800個のレンガは完成するのでしょうか?
乞うご期待!!
(漆)