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カテゴリ:おとどけ/藻岩/藤木正則( 4 )
2015年度 藻岩小学校×藤木正則「学校の風景プロジェクト」実施のお知らせ
2015年度アーティスト・イン・スクール事業―藻岩小学校×藤木正則の取り組みが10月21日〜23日で開催されます。


2014年度に「ハイズリマワッテミル」をキーワードとして実施された2週間の活動から1年近くがたちました。
藻岩小学校と藤木さんと共に本事業を継続していくことを決めて、その後も、取り組みの方向や方法についての対話と議論を、校長先生・教頭先生と継続して行ってきました。


今年度は、先生方に撮ってもらった写真を手がかりに対話をしてゆきます。
いつのまにか「学校の風景プロジェクト」と呼ぶようになったこの取り組みが、どのように展開していくか、どのような思考が現場に生まれていくのかを、このブログも使いながら不定期ではありますが報告していきます。


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by sair_ais_programs | 2015-10-22 13:48 | おとどけ/藻岩/藤木正則 | Comments(0)
アーティスト・イン・スクール藻岩小 藤木正則
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去年の11月に藻岩小学校にて行われたアーティスト・インスクール。
藤木さんの行為、そして問いは、学校だけでなく「おとどけアート」事業そのものに突き刺さるものでした。


2014年度の「おとどけアート記録集」からの文章を載せます。








「体験の場」と「思考の場」

これまでのおとどけアートでは、考えることも無かった取り組みが正にこの藻岩小学校という現場で展開された。
「何もしない」
この活動は、これまで当然のごとく生み出してきた「アートによる体験の場」を排除することはから始まったのだ。 それは、本事業の在り方や私たちコーディネーターの意識に突き刺さる強烈な問いであったと同時に、学校教育に対する問題提起で もあったと推測する。

何もしないと宣言しながら、ただその中で、圧倒的に取り組んだことがある。 「自ら考える」ということと「他者と向き合う」ということだ。
特別な何かを仕掛ける訳でもなく学校中を歩き回り、時に先生、時に子どもたちと会話する。そして、何もしない空き教室の中で、教育 現場の日常やこの活動そのものの違和感や気付いたことについてアーティストとスタッフで話し合う。日々その繰り返しである。 このいたってシンプルな活動が、これまでのおとどけアート事業では欠落していたことが徐々に理解できていった。
「何かしなくてはいけない」という前提にとらわれ、その段取りに追われていく中で、取りこぼされてきた物事が多々あったことを、「何も しない」ことにより気付かされたのである。 アーティスト、先生、子どもたち、更には自分自身との対話が欠除していること。そして、教育現場という状況に対しての可能性や違和 感、疑問などを感じ取り、考えることが圧倒的に不足していたことを思い知る機会となった。 それは同時に、これまでの活動の在り方そのものが、本来当事者である先生方や子どもたちの「学校という場について自ら考える」とい う行為を奪ってきたのではないかという疑念を抱くことにも繋がっていった。

これまでの活動すべてが、そうした主体性や能動性を奪ってきた訳ではないと考えているが、状況を変化させる為の場づくりにおいて 重視してきたのは、今回意識的に排除した「アートによる体験の場」を生み出すことであり、それに奔走してきたことは間違いない。

今回の活動を通じて、単に奇抜で目新しい「アート」を学校に「とどける」ことで「体験の場」を生み出すことをゴールに設定するのでは なく、アーティストの存在やその活動の「体験」をきっかけに、場の当事者である先生や子どもたちが、日常に疑問を抱いたり、共に考え たりする「思考の場」を育むことこそが、私たちの目指す状況の変化に繋がるのではないかと考えるに至った。

ちなみに矛盾するかもしれないが、アーティストは、決して何もしなかった訳ではない。ヘルメットにカメラをくくり付け、学校の日常を 撮影した。その映像を編集し、学校内の10カ所に「伝言モニター」という名の小型モニターを設置し日々上映した。「アーティストって どんな人?」と書かれたボードを持って子どもたちや先生に質問していくこともあった。ただそれらは、何かのゴールに向かって創作の 結果生み出した作品ではなく、子どもたちや先生が自らの日常を別な視点から再認識する為の装置にすぎない。そこから何かを感じ、 考えるきっかけを生み出すかもしれないし、そうではないかもしれない。いずれにしてもこれまでのおとどけアートで生み出されたもの とは明らかに意図が違うものであったことを補足しておきたい。

しかしながら暗中模索し、学校を徘徊する藤木氏の行動は、その場にいた子どもたちや先生たちにはどのように映っただろうか。

ある女子児童が藤木氏に対して、 「藤木さんにとっては、アーティストってどんな人だと思いますか?」
と質問してきた際の戸惑いと表情が忘れられない。 今後も藻岩小学校での藤木正則氏の活動は続く。

コーディネーター 漆崇博









ひとまず2014年度の2週間の活動は終えましたが、今後も藤木さんとの藻岩小でのアーティスト・イン・スクールは不定期で続きます。

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次回へ向けての先生方との対話の様子。
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by sair_ais_programs | 2015-04-19 20:45 | おとどけ/藻岩/藤木正則 | Comments(0)
アーティスト・イン・スクール藻岩小 藤木正則
今回のアーティスト・イン・スクールは藻岩小学校で藤木正則さんをお招きし行われています。


藤木さんと我々コーディネーターで初めて打ち合わせをした際に、まずはじめに話したことは、「アートとは何なのか?」「おとどけできるアートはあるのか?」ということでした。


アートとは何か、それは答えの出ないやり取りでしたが、藤木さんの指摘を通して、これまでの活動を振り返り、アーティスト・イン・スクールに対する考え方を根本的に見つめることとなりました。


その場所にいる人々が「考える」ことがアートになるかもしれない。
これが藤木さんがそのときに呈した基本的な考え方でした。




故に藤木さんは今回の活動で、「なるべく作らない」という制限を自身に課しています。
アーティストが何かを作ることが、まわりの他者の受け身を作り出すかもしれないから。
「自発性」を他者へ期待し関与するときの「恣意性」の問題。
矛盾を抱え込んだ藤木さんの姿は、同時にアーティスト・イン・スクールや学校に内在する矛盾を表象しているようにも見えます。





今回のアーティスト・イン・スクールのひとつのテーマは「這いずり回る」です。


これは活動が始まる前の、校長先生と藤木さんの対話において出てきた言葉でした。


「這い回っていて授業がうまくいかない」というような言い方が学校では一般的に使われているそうです。目的にまとまっていかない様子を否定的に言い表す言葉です。


校長先生は、藤木さんと対話する中で、次のように述べています。

「今この話を聞いてると這い回ってみてそこに何が生まれるかっていうことを、我々が避けてきたことをね。這い回るだけじゃダメなんだとかね、こういうとこに繋がっていることに切り込んでいかないといけないんだとかね、なんかそういうことを一生懸命我々はやっていたなって思うんだけど。そういうことはやらないで。這い回ってる中で一緒に這い回りながら這い回ってる面白さみたいな。」



先のわからなさと随伴しながら這い回り、その過程でその先で何が見えてくるのかは未知数です。
どうなるかわからないし、藤木さんの言葉を借りれば「途中からアートになったり、途中からアートでなくなったり、ずっとアートではないかもしれない」


藤木さんと関わって子どもや先生方はどのようなことを考え、動くのか。また、その相互作用の中で、藤木さんはどのように考え、動くのか。


一連の行為・相互作用から立ち上がってくるものとは何か?


これまでのアーティスト・イン・スクールの歴史を振り返り、これからの展開を模索していく(這い回る)、そんな節目の活動になるのではないかと我々コーディネーターも不思議な高揚感を持っています。




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このブログの更新も、今までのレポートの仕方とは違うものになります。
どのような言語化・情報発信になっていくかはまだわかりませんが、藻岩小×藤木正則アーティスト・イン・スクールの展開をご期待ください。
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by sair_ais_programs | 2014-11-14 15:07 | おとどけ/藻岩/藤木正則 | Comments(0)
「アーティスト・イン・スクール モイワ」始まります。 藤木正則×藻岩小学校 
アーティスト・イン・スクール モイワ


場所:札幌市立藻岩小学校

日時:11月4日(火)~15日(土)


アーティスト:藤木正則(北海道在住)


テーマ 

藻岩小学校が考え、行動することがアートになるかもしれない。

生徒のひとり一人、父兄のみなさん、先生達、AISプランニングのみんな、

そして藤木正則が這いずりまわる2週間。


<活動概要>

アーティストの藤木正則さんが小学校に滞在し、子どもたちや教職員の方々と交流を行います。

その様子はヘルメットに設置されたレコーダーに録画されており、

校内10か所に設置された「伝言モニター(デジタルフォトフレーム)」で再生されてゆきます。

一連の行動・行為から立ち上がってくるものとは何か?を今回の活動に関わるあらゆる人たちと共に考える2週間です。
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<アーティスト紹介>
藤木正則(ふじき まさのり)
1970年代後半からこれまで、主に街中で行為性の強い作品を展開しており、日常の些細な物事を出発点に、自らの「行為」と身近なメディア(絵葉書、FAX、映像など)を通し表現活動を行っている。


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by sair_ais_programs | 2014-11-10 14:57 | おとどけ/藻岩/藤木正則 | Comments(0)



小学校にアーティストが滞在し子ども達と交流する事業
by sair_ais_programs
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事業概要
おとどけ/苗穂/進藤冬華
おとどけ/西岡/深澤孝史
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おとどけ/鴻城/山崎阿弥
2016年度AIS
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おとどけ/栄東小/小町谷圭
おとどけ/星置東/永田壮一郎
2015年度AIS
おとどけ/山鼻/持田敦子
トヨタ/苫小牧/藤沢レオ
おとどけ/苗穂/進藤冬華
おとどけ/藻岩/藤木正則
おとどけ/元町/ダムダン・ライ
おとどけ/北陽・白楊/加賀城匡貴
2014年度AIS
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おとどけ/三里塚/加賀城匡貴
おとどけ/北陽/佐藤隆之
おとどけ/資生館/アサダワタル
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おとどけ/石山東/トムスマ
2012年AIS
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おとどけ/みどり小/山本耕一郎
おとどけ/あいの里西/冨田哲司
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おとどけ/稲積/小助川裕康
2011年AIS
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おとどけ/清田小/長谷川仁
2010年AIS秋期
おとどけ/北小/東方悠平
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2009年度AIS
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十勝/北中小/平原慎太郎
十勝/東士狩小/wah
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トヨタ/新陵東小/宝音&図布
札幌/シンポジウム
十勝/北中小/荒川寿彦
十勝/広陽小/anti-cool
十勝/佐倉小/ルカローマ
2007年AIS
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十勝/途別小/祭太郎
トヨタ/有明小/石川直樹
トヨタ/山の手南小/野上裕之
十勝/北中音更小/ルカローマ
文化/大岸小/磯崎道佳
トヨタ/清田小/加賀城匡貴
2006年度AIS
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