札幌アーティスト・イン・スクール事業「おとどけアート」7日目。
活動期間は、今日を含めて残り後4日(17日まで)。
毎日、少しずつ子どもたちの「ゆめのいえ」が出来上がり、いくちゃんのアトリエも賑やかになってきました。
今日は、午前中授業での活動はないため、これまで作った家を、集落にしていく作業を行いました。
大きなボードに、家を接着させ、ボードの裏側から灯となる電球を仕込んでいきます。
現時点で、約300個の家が完成しているので、スタッフ総動員で作業にとりかかります。
子どもたちが、1つ1つ思いを込めて造った家。壊さないように慎重にボンドを付けて、床面となるボードに貼付けます。
灯の見え方や角度を考えながら、家の配置を決めるいくちゃん。
ご覧の通りの美しさ。
さすがは、光と空間の芸術家と呼ばれるだけのことはあります。
子どもたちの作ったそれぞれの作品の良さをうまく引き出して、光と空間を構成しています。
さて、午後になり、4年2組が、アトリエに登場。
既に休み時間に顔を出している子もいる為か、リアクションもばっちり。
黙々と制作していきます。
どちらかというと1つのものをしっかりと仕上げるタイプの多いクラス。
灯のこともしっかり計算に入れて、じっくり作品と向き合っていると行った様子。
学年やクラスがちがうと、作品の雰囲気も変わってくるのがとっても不思議で、おもしろい。
6時間目の授業が終わり、放課後。
アトリエには、いつにも増して子どもたちが詰めかけてきました。
まだ作品が仕上がっていない子は、必死に自分お作品と格闘。
作品を作り終えた子は、いくちゃんと一緒に、みんなで制作中の集落をどんどんボリュームアップしていきます。
屯田南小学校の子どもたちは、とにかく集中力が合って、いつまでも作り続けたいと下校時間ギリギリまで作業していきます。
去り際に子どもたちが「また明日も来るからね!」「明日は○○を一緒に作ろうね!」と声をかけてくれます。この何気ないコミュニケーションが、いくちゃんやスタッフのモチベーションをどれほどあげてくれることか・・・。みんな本当にありがとう。
明日もしっかり「家づくり」しましょうね!