「scherzo school」二日目。
今日清田小学校では、清田っ子の活動というのが全校であった為、少々慌ただしいスタートとなりました。
今日の中休みは、合唱の練習がメイン。練習会場のランチルームには、5年生を中心に、徐々に子どもたちが集まってきました。20〜30名程の児童が集まったところで練習をスタート。
昨日に引き続き、加賀城さんの弟、史典さんが曲の紹介と歌い方を伝授してくださいました。あまり時間が取れなかった為、十分な練習はできませんでしたが、子どもたちはそれなりに手応えをつかんでいた様子。どちらかというと踊ることに興味がある子もチラホラ。
子どもたちが授業をしている間、加賀城さんは、何やら黙々と作業をしています。
どうやらたくさんの「めだま」を描いているようです。そして、チョキチョキ切り始めました。今日はこの目玉を使った活動をするらしい・・・。なんだかニヤニヤしながら切っている加賀城さんが不気味です。
給食の時間は、待ちに待った全校放送。昨日の活動が、「めあて」のキャンペーンコマーシャルとして放送されます。昨日の活動がどのように反映されているのか!謎は解けるのか?
そうこうしているうちに放送がスタート。始めに昨日同様スケルツォスクールのCM。その後、「廊下を走らない」というタイトルが登場し、昨日の活動の中で子どもたちと一緒に撮影したシーンが次々と流れていきます。
子どもたちは、映像を食い入るように見ながら「あ、昨日のあれだ!」と、反応も上々。
また、加賀城さんが単独でひたすら撮り続けていた廊下の映像は、とても美しい映像に仕上がっていました。このCMは、最後に「scherzo school 廊下キャンペーン」と記された映像で締めくくられていました。
つまり加賀城さんは、「廊下」という環境に着目、「廊下を走らない」という「めあて」を設定し、それをキャンペーンする為の素材として、様々な映像を撮影していたのです。
CM放送後、加賀城さんが、全校放送に生出演。今度は本人直々に「scherzo school」の宣伝をしました。
お昼休みは、昨日の活動の意図を全校放送のCMを見てある程度理解できたからなのか、大勢の子どもたちがスタジオにやってきました。集まった子どもたちに、昨日撮った映像を見せ、「伝えること」の大切さを解説。そして今日の活動内容を伝える加賀城さん。昨日とは、だいぶ異なった活動スタイルにびっくり!
一通り説明を終え、子どもたちに、午前中大量に作った「目玉」を配って、「じゃー、廊下に出て面白いと思うところに目玉を貼付けよう!」と加賀城さん。
コマーシャル作りの意図を益々理解した子どもたちは、ノリノリでスタジオを飛び出していきました。
子どもたちは、廊下のいろんな場所に、目玉を貼付けます。普段から目にしている風景の中から、面白い場所や部分を発見する。日常を再認識するような作業。
子どもたちは楽しみながらも真剣に、「目玉」を貼る場所を探していました。
放課後は、加賀城さんが、子どもたちの貼付けた「目玉」を探して、学校中の廊下をうろちょろ。すごく分かりやすい場所から、ものすごく分かりにくい場所にまで目玉は貼付けられています。結果として今日も廊下を撮影しまくった加賀城さんでした。
う〜ん、何となく解って来たぞ!
明日の活動&CMが、また楽しみです。(漆)