おとどけアート第一週は、拓北小学校周辺のフィールドワークや子ども達への聞き取り、
学校にもともとあったものをやすりがけ、ペンキを塗布したり、大きな白いテーブルを作ったりと、
環境を整えることから主に整えていきました。
おとどけアート第二週目がはじまり、
先週作った棚に、早速レイアウトを施します。
日曜日にふたりが見つけたという、
「ハッカ油」と「トドマツ」のオイル。
北海道ならではのもの。
果代さん、「学校を香らせたい」とのこと。
中休み・昼休みには、
ガーランド作りと、
地図作りを子どもたちと共に。
ガーランドに使う布は、拓北小の畑で作った藍の生葉を使って、
子どもたちが染めたものを頂戴しました。
拓北となりの「あいの里」の名前の由来にもなっている「藍」。
明治40年ころ、北海道での農地開拓を目指して拓北に入植してきたのが徳島県の方でした。
ご存じ、徳島は藍の生産地。
結局は、北海道では低気温のためすくも(藍を使って藍色を染めるには、発酵をさせ”すくも”にしなければならない)が作れないなどの理由から、藍の生産は次第に衰退してしまったようです。
今回は拓北小40周年のお祝いとして染められた藍染めの布を、装飾に使わせていただきます。
地図作りは、大きな白いテーブルにうつすための準備です。
大きな白いテーブルは、大きな地図のテーブルになっていきます。
でも、目的は決して「地図を完成させること」ではありません。
地域や小学校の間に立ち、いわば普段は拓北に暮らさない"外部のもの"として、
できることはなんでしょう?
明日はどんな活動になるのか、お楽しみに!