みなさんこんにちは!
いよいよ2017年度の札幌アーティスト・イン・スクール「おとどけアート」がスタートします!
今年度最初の舞台は、札幌市立拓北小学校。
そして、アーティストは、広島県尾道市からはるばるやってきた「まるみデパート」のお二人。
梶高慎輔さんと梶高果代さんの二人組。
お二人は、尾道市御調町という街で「まるみデパート」という活動を始め、キャンプ場の運営や、空き家バンクなど地域の中で様々な場を生み出し、再生、再考する活動をしております。
そんなお二人は今回、拓北小学校で、『さいこうの食卓』を生み出します。本人たち曰く。
『学校の余裕スペースに真っ白い食卓(ロングテーブル)を設置し、そこに地域や学校の「ひと・もの・こと」を並べ、それについて話したり、考えたりする。アーティストは、外から来た立場や新たな視点を見つける能力を活かし、普段は当たり前だと思っている物事を(ちょっとだけ)再発見するお手伝いをする。学校や地域から集まったアレコレで真っ白いテーブル(キャンバス)に色が付き、家庭の食卓のように温かいテーブル、集まりたい状況を作りたい。 By まるみデパート 』
とのこと。
はたしてどのような取り組みになっていくのか。
登校初日は、校長先生とのご挨拶から。
校長先生が今年学校の活動として本格的に取り組んできた藍染をみせていただきました。
拓北地区は、昔、藍の一大生産地として名を馳せた場所。
青空のようにきれいに染めあがった布を見てアーティストもうっとり。
何か二人の考えているこの後の取り組みとのコラボもありえそうです。
校長先生との刺激的なご挨拶の後は、学校の中で活用できるものを物色。
担当の先生が、学校に保管している物品を紹介してくれることに。
まずは、王道の用務員室。
用務員さんが、日頃保管している「使えそうなもの」を物色。
「お!これは〇〇につかえるな!」
「これで〇〇が作れそうだね!」
二人の頭の中にあるアイディアと結びつけて大はしゃぎ。
ご案内いただいた先生からも
「この部屋でこんなにはしゃいでいる人初めて見た。」
と言われるしまつ。
それだけに掘り出し物があったようです。
その後も、学校内のいろいろな物置スペースをご案内いただきました。
あんな場所や、、、、
こんな場所も、、、、
お!何故こんなところにクマが!
記念すべきクマとの遭遇に思わずニンマり!
ついでに屋上まで。
いよいよ先生にも火がついたのか、こんなところも!
とにかくありとあらゆる場所をご案内いただき、
あらゆるものを物色させていただきました!
おかげさまで、活動環境を支える有効な部材が発見できたと同時に、学校内の様々な環境も一遍に把握することができました!
さて、今日リサーチした物品たちが、今後どのような姿となって現れるのかは今後の活動をお楽しみに!
彼らが生み出す「さいこうの食卓」とは?
乞うご期待!!!
*まるみデパートの二人の活動詳しくはこちらをご覧ください。
●まるみデパート
尾道市御調町にある大正時代の旧医院を再生し、カフェ、ショップなどの複合施設を経営
marumidept.jp
●みつぎグリーンランド
尾道市のアウトドア施設の管理・運営業務を行う。宿泊施設・キャンプ場・公園の管理
www.mitsugi-greenland.com
●みつぎ空き家バンク
尾道市の空き家対策事業の委託管理を行う。空き家調査、紹介、WEB サイト制作管理など
mitsugiakiya.jp