2月18日分の活動。
さて、内容が濃いような雰囲気で
意外に浅い事も書いているこのおとどけアートブログ。
今回は、いつもとは違った角度から活動を紹介します。
今回の主役は・・・・・
子どもでもなく、
先生でもなく、
アーティストでもなく、
ブログを書いている自分でもなく、
学生です。
ウィーン、って。
ひたすらミシンをかけてくれる、女子学生達。
ここ最近のおとどけアートは、彼ら彼女らの力なくして実現はできません。
このおとどけアートが始まる前に、僕らAISプランニングと関わってくれた学生に
一斉に声をかけて、参加を募るのです。
北海道教育大岩見沢校の生徒や、
北海道教育大札幌校の生徒や、
北海道大学の生徒といった、
芸術や、教育に興味のある学生たちが参加してくれています。
しかも、無給で。
彼ら、彼女らの大切な青春の一ページを、
「給食、久しぶりに食べられるよ」の殺し文句で頂いてしまうのです。
・・・
なんか、だましているみたい。
いやいや、そうじゃない!
過剰労働を求めたりすることもある(?)こともあるけれど、
でも、基本的に学生たちの自主的な協力によって成り立っているのです。
みんなに来てもらって、お願いするのは
単純作業、アーティストの手伝い、補助、
なんて、言葉にするとそうなんですが、
「楽しんで」もらっているんです。
興味があってきてくれるのは、みんな子どもが大好きな人たち。
学校に来て、休み時間は子ども達と全力で遊び、
子ども達がいなくなってからは、みんなで一つの「遊び」を完成させるために、
あーだ、こーだ、意見を交わしながら、モノゴトを進めてゆく。
ひとりひとりが、心から楽しんで、腹の底から笑い合って、
そんな空間を一緒に作り上げてゆくことで、
また、子ども達にとっても魅力的な空間や雰囲気を生み出しているのです。
ほんとに。
わざわざ、この日のために、朝早くに起きてやってきて、
夜遅くまで手伝ってくれる。
アーティストや僕らと一緒になって、考えたり、悩んだり、
同じ時間を共有してくれる学生のみんなが、
このおとどけアートをより良いものにしてくれているのです。
ブログの中ではそんなに触れないのですが、
でも、感謝の意味を込めて今回は取り上げて見ました。
全員で、全力で、面白い!を広げてゆく。
これは、そんな活動なんです。
因みに風間さんはというと・・・
給食時間、だけでなく給食時間後にもお坊さんごはんレクチャー(?)。
こうやって、食器を白湯で洗いながら、それを飲み干して、食事を終えます。
見たことないことに対して、なぜなのか?どうしてなのか?
そんな疑問を抱きます。
こんな風に、疑問を抱いたときこそが何かを学ぶ瞬間で、
そして、これまでの自分の知識が
その 「ものごと」 を図るものさしとなるのです。
新たなことに触れあうことで、自身の持っている情報が変化してゆく。
未知が、既知を活かす。
つづく!