こちらは、ガーデナー道具を持つ小川さん。
この日は、小学校の4階ベランダ(屋上)スペースにガーデニングを作ります。
まずは、木の枠を雪原に置きます。
木の枠をガイドに足場を掘ってゆきます。
この時に間違ってもキレイな雪原を踏み荒らしてはいけません。
一流スノーガーデナーには繊細さが求められるのです。
トンボで雪をしっかりと押し込みます。
ガイドの木枠を置いては掘り、置いては掘ります。
少しずつ作られてゆくスノーガーデン。
青空と雪原の美しさがスノーガーデンによってより強調されております。
一通り市松模様(正方形を交互に配したチェック柄の模様のこと)ができたら、次はこちら。
できあがった庭に花を添えてゆく作業です。小川さん自作のスノースタンプです。
こちらにぽちり。
こちらにもぽちり。
花畑を走り回るかのように軽やかに雪上花を咲かせてゆきます。
北海道の人にとって、普段、当たり前のように目にする雪。
でも、それを「素敵な庭にしてみたら?」という発想を、スノーガーデニングを通してみんなに伝えてゆく。
もみじの森の子ども達や保護者、教職員、地域の方々と共に、
この文化を定着させて行ければ北海道の、世界の冬が変わるかもしれない。
そう考えると、ドキドキですね。
つづく