さて、午後の様子。
まずは字遊句語(じゅくご)の紹介。
この字遊句語を用いて、6年生と合同書道を行います。
準備しておいた本田さん直筆のこのパネル。
子どもたちが書いた作品がこの中に埋め込まれてゆきます。
まずは挨拶。
体育館に6年生が全員集合しています。
高学年の子どもたちがどんな字遊句語を作ってくれるのか楽しみです。
この授業の中で本田さんが子どもたちに問いかけたことがあります。
「書写、習字」と「書道」の違いって何だろう?
ということ。
学校でみんなが習う書写、習字は「文字を写し、習う練習」なんですね。
文字の形をまね、学ぶ。
それが、子どもたちにとって文字の基礎となりこれからの人生で使用されてゆくものになります。
では、「書道」とは何か。
書の道とは、自分を書を通じて見つめるということ。
今の自分を、体と墨と筆で半紙にえがき出すということ。
子どもたちには、精一杯文字に向き合い、その文字を通して自分を表現して欲しい。
自分だから書ける、文字がある。
書道への熱い思いをみんなに伝えます。
そんな素晴らしい話をきいてから、筆を持った子どもたちが刻む文字。
活き活きしますよね!
子どもたちの今が、文字として形になってゆきます。
子どもたちが書いた字遊句語の中から、良い物は字遊句語図鑑に収録されてゆきます。
あっという間に埋まってしまいました。
表には漢字一文字、裏には字遊句語の読み方と意味が書いてあります。
ロマンティックなものもあれば、とんちの効いたうまいものまで様々!
できあがった字遊句語は11月18日の学習発表会当日まで展示してあります。
ぜひ、子どもたちの書いた字遊句語をご覧になってください。
つづく