茨城県守谷市立郷州小学校で実施中のアーティスト・イン・スクールは、第二週目を迎えました。
今回の企画、「笑う机〜smile on the desk〜」に必要不可欠な学習机が、諸々の事情があり、第一週目までは手配できていなかったのですが、ようやく使用許可をいただき、いよいよ本格的な制作がスタートしました。
目指すイメージは、、、ジャ〜〜〜ン!
こんな感じです。
学習机に、全校児童の笑顔を彫り込みます。
できあがった「笑う机」をフロッタージュ(鉛筆でこする)して、子どもたちの笑顔を持ち帰ることができます。
ということで、全校児童の笑顔の撮影と、彫り作業を同時進行で行う訳ですが、
本日は、簡単にその行程をご紹介。
まず、撮影した笑顔を印刷し、トレースします。
ライトボックスに向き合って、ひたすら笑顔を写し取っていきます。
地味です。
次に、学習机に、その笑顔をトレースします。
この作業は、主にお手伝いに来ていただいてる保護者の方々に担っていただいております。
本日も、数名の保護者の方がお手伝いに来てくださいました。
皆さん作業に没頭しておりまね〜。
そして、いよいよ机を彫ります。
机に囲まれながら、磯崎さんをはじめとした彫り師のメンバーが、黙々と笑顔を彫ります。
これがまた大変な作業。
机をくるくる回転させながら、笑顔を壊さないように丁寧に彫る、彫る、彫る、、、
ひとつの机に13〜14名の笑顔を彫ると完成!!
こんな感じです。
学習机の風合いと、彫る口が絶妙にマッチして、とてもいい雰囲気です。
でも、369名全員の笑顔を彫るまで終わりません。
まだまだ先は長い!!
そんな途方もない制作現場に、北海道から、北海道教育大学の学生さんが助っ人に来てくれました!!
彼女は、磯崎さんの教え子で、彫刻刀さばきには定評があるとか?
実に頼もしいかぎり!
そして、初日から早速机と格闘です。一緒に頑張りましょう!!
さてさて、こんな感じで制作期間としては折り返し地点。
でも、制作はまだまだ始まったばかり。
磯崎さんを中心に、アーカススタッフ、AISプランニング、保護者の方々、一丸となって笑う机づくりに取り組んでいます。
果たして、笑う机は完成するのか!?っていうか完成ってなんだ!!
次回の展開もぜひお楽しみに!