今回がアーティスト冨田哲司さんの、おとどけアート「摩訶不思議プロジェクト」の最終回!
今までご愛読、ご来訪ありがとうございます。
それでは、元気よく行きましょう!!
先生方の白熱した演技が続きます。
~ここで簡単な劇の内容について説明~
あいの里西小のマスコットでもある時計の「ココちゃん」。
ある時、胸の中にある七つのハートがないことに気付きます。
そこに主人公の「たいし君(宇野先生)」が通りかかり、
ココちゃんと一緒にハートを探しに出かけます。
あいの里小学校で行われている、素敵な活動に出会うたびに
ココちゃんはハートを取り戻してゆきます。
そして七つのハートを取り戻し、
無事、みんなの心に幸せの虹がかかりました~めでたしめでたし~
と、思ったその時!!!
会場内に響く、不気味な笑い声!!!
風邪の大魔王の登場です。
風邪の大魔王とは、夜更かしをしたり、好き嫌いをしたり、手洗いうがいをしない子供たちを見つけると、すぐに風邪をひかせてしまうという恐ろしい魔王なんですね。
劇団ANTの第一回公演にも登場したことがあるため、子ども達はその登場にびっくり!!
「何が、心の虹だ!!この中にまだ、風邪をひいてる子どもたちがいるじゃないか!!」
と、やってきた風邪の大魔王。
このままどうなってしまうのか!!
その時!!
「校長先生!! たいし君!!
こんなときには、MAKA MAKA体操で風邪をブッ飛ばしてしまいましょう!!」
まさかのアーティスト冨田さん出演。
「Come on !!!」という叫びとともに、
ミラーボール点灯!!!
体育館が一瞬にして、ダンスホールに早変わり。観客の皆さんからざわめきが起こります。
聞きなれた音楽が鳴り始め、冨田さんが「みんなで踊るんだ~!!」と、
子どもたちに声をかけるとこの通り。
待ってました~と言わんばかりに客席から飛び出してくる子供たち。
想像以上の集まりで、ほぼパニック。子どもも大人もみんなで踊りまくります。
これには、風邪の大魔王も「参った~」と退散。無事、あいの里西小学校に平和が戻ってきました。
これでめでたしめでたし。
そして、最後にこれまでの活動をまとめたビデオを見ます。
これまでの過程や冨田さんのインタビューなどが流れます。
そしてこれが最後のあいさつ。
言葉にできないほどの気持ちを、なんとか伝えようとします。
三週間の活動の中で生まれた、ひとつひとつのつながりや交流が、
お披露目会である「MAKA MAKAナイト」に形を変え花開きました。
小学校という場所で出会った子ども達、先生たち、父兄の方々。
温かい協力の中、活動ができたことを心から感謝しております。
そして、
おとどけアートはすでに終わってしまいましたが、
関わってくれた人たちの心に何かが残り、
それが「新しい一歩を踏み出すためのきっかけ」になればと、
アーティスト、スタッフ一同願っております。
2011年 おとどけアート
あいの里西小学校 「摩訶不思議プロジェクト」
アーティスト 冨田哲司 + AISプランニング