札幌市立清田小学校で開催中のおとどけアート「タンポポタワー」活動4日目。
今日は、以前ひまわり学級の皆さんを中心に制作したオブジェを、野焼きする日です。
土曜日で学校はお休みですが、地域の皆さんにもタワーの制作や野焼きに参加していただこうと、タンポポタワーチームは、朝から準備を開始。
まずは、野焼きの準備から。
コンクリートブロックを四角に組んで、中に土を入れます。
本来は、穴をあけたりするのがベストなのですが、学校のグラウンドに穴をあけるのは忍びない、ということで、苦肉の策ではありますが、とにかくセット完了!
ぼちぼち人が集まりだしたところで、火をおこします。
まずは灰を作ることからはじめる訳です。
これも本来は、籾殻等を燃やすとすぐにサラサラの灰ができるのですが、手に入れられないので薪を燃やします!
火がおきると参加者の方々は、火の周りを囲んで暖をとりながら交流。
と、そこで焼き芋投入!
PTAのお母さんたちが、ジャガイモをアルミホイルに包んで用意してくれました。
レンガが焼き上がるよりも焼き芋が焼き上がるのが楽しみな子ども達。
おいおい主旨変わってないかい?
まぁでもおいしそうに出来上がったので、早速食べましょう!!
ウマ〜〜イ!
甘〜い!
至福の時。
この寒空の中で、たき火をしながら食べる焼き芋は絶品です!
・・・と、焼き芋にうつつを抜かしている場合ではないのです。
野焼きです。
灰が出来上がったところで、作品を灰に埋め、今度は、周囲に火をおこし、徐々に熱を加えていきます。火攻めです。
2時間程火攻めにした後は、灰の被った作品の上で、直接火を焚きます。
ここからまた2・3時間かけると出来上がるらしいのですが・・・どうなることやら。
今更ですが、何しろ初体験ですから。
さて、野焼きと同時進行で、タンポポタワーの組み立て作業も参加者の皆さんの皆さんと一緒に行いました。
いつも制作に参加してくれている子ども達だけではなく、今日は地域のみなさんもコンクリートをこねてくれます。
頼もしいかぎりですな〜。
そんなこんなで日暮れも近づき本日の交流会は解散の時間となりました。
野焼きの現場では、第二弾の焼き芋や最後はマシュマロまで登場。
野焼き用の薪でベンチやイスづくりをはじめる始末。
いやいや私達の活動がきっかけで、とにかく楽しい時間を共有できたのならば御の字です。
ご参加いただいた地域の皆様、そして子ども達、ありがとうございました!
日も暮れても野焼きは続きます。
作品を掘り出すのは、明日になりそう。
一体どんな仕上がりになっているのでしょうか?
そして、タンポポタワーは完成するのか?
来週の活動も乞うご期待です!